システム(戦略)の分散の必要性。一つの手法に拘り過ぎた失敗

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息抜きにトレードの話でも書くか?

それだったらスラスラかけるだろ

そうだね。
他のサイトや書籍を参考にしないで自分の言葉で書ける、数少ないジャンルの一つだからね…

トレードの思い出話

まず、ブータのアイコンは消そう!

吹き出しだけの方がスッキリするからな

確かに、こっちのが見栄えがいいな。
俺もいい歳(39歳)で、このブログの形式はどうかと思ってたんだ…

お前はネガティブになると、三点リーダー(…)が文末に目立つようになるな

旧芋ほり日記でも、三点リーダーを多用してたからなあ…

でも、この形式にして少し書きやすくなったぞ。
マーケットの魔術師もインタビュー形式だけど、画像とか一切つかってないもんな。

マーケットの魔術師と芋ほり日記を同列で語るなよ。

で、旧とか言ってるけど、もう楽天ブログには戻らないのか?

今のところ、戻るつもりはないよ。
もし、トレードを再開したら、戻るかもしれないけど…

おっ!?
トレードを再開するのか?

今のところ、未定だ。戻りたくはない。
でも、戻るしかないのかな、とも思ってる。

回りくどい言い方だな、イライラ。

結局、大金を稼げる可能性が一番高いのはトレードだからな。

なんか、誤解を招きそうな表現だけど。
そのぶん、リスクもあるんじゃないか?

いや、リスクを大きく取るつもりはない、
そのスタイルは、昔も今も変わらずだ。

カッコいい言い方だな(笑)

でも、初めは違っただろ?

そうだね、臆病というか慎重ではあったけど。
コントロールが効かなくて、感情に任せたトレードをしてしまうことは多々あったよ。

アツくなってナンピンして、コツコツドカンのパターンか…

まさに…
そのたびに心がへし折れて、もう二度としないと心に誓っても。

次の日には同じことやっちゃうんだよな。

結局、ナンピンが功を奏してたからだろ。

その通り!
ナンピンしたおかげで、損失が減り、利益が増えていたからだ。

でも、ずっとは続かないよな

そうだな、いつかは喰らうよな。

あのときだな…

ああ、リーマンショックだな…

あれを機に、トレードに対する考え方。

トレードスタイルも大幅に変わっていったんだな?

その通り。
というか、もうブータの口調ではないね(笑)

書いてるのは一人だからな。

文体も似てくるだろ

そう考えると、小説家とか漫画家はすごいよな。
あれだけ上手にキャラクターを使い分けるのは大変だと思う。

だからプロと同列に考えるな。

はっきりいって今のお前のライティングの技術は、小学生と同列だ。

いや、、中学生くらいあるだろ。

似たようなもんだ。

文章力でアクセスを増やそうと思うな。
昔みたいに感情に訴えかける文章を書け!

そうだな、正しい文法や綺麗な文章が好まれるとは限らないからな。

いや、もちろん綺麗な文章を書けることにこしたことはない。
でも、それよりもっと大事な部分を忘れていた。

おっ?

緑の吹き出しつけたのか。

うん、この方が見栄えがいいかな、と思って。

だが、変更に1時間かかった!
たかが、これだけの作業で…

そりゃ、仕方ないだろ。

つい最近まで、HTMLもスタイルシート(css)も、まったく知らなかったんだから。

今も、まったくわからない…

大丈夫だ。

ExcelのVBAだってそうだっただろ?
何事も初めからできるヤツなんていない。

そうだな、VBAも最初は理解不能だったけど、だんだんと使えるようになったもんな。

そういうことだ。

今、他の人のサイトを見てすごいって思うだろ。
企業のホームページなんか見たら、とても真似できないって思うだろ。

うん、プロには到底かなわない…

まあ別に、Webデザイナーを目指してる訳じゃないからな。

でもな、数年後。早ければ数カ月後に、お前のサイトがそう思われるようになるよ。

そうだね、続けていれば自然とそうなるよね。

今までだって、そうしてきたんだから。

たぶん、昔にお前のトレードブログを見にきてくれてた人は、お前のことを天才だなんて、ちっとも思ってなかったはずだぞ。

まあ、天才じゃないからな。

そして、今は努力すらできない…

もちろん、収支だけを見にきてた人もいる。

でもな、お前が必死にもがく姿に、共感してくれてた人もいるはずだぞ?

そう言ってくれた人は、確かにいた。

だろ?

だから、とどのつまりもっと自信を持てよ、っていうことだ!

なんだか、セルフカウンセリングみたいだな。

こんなふうに曝け出した記事を、あとから読み直すとすごく恥ずかしいんだよな…

でも、吐き出す場所も必要だ。

人はみな誰もが少なからず不安を抱えている。
それを表に出すか、出さないかだけだ。

俺は吐き出す場所があるぶん、ありがたいな。

システムトレードでの失敗

話が恐ろしく、脱線したな…

強引に話をもとに戻すときは、小見出しを使うといいな。

この形式にして、書きやすくなったからな。

レイアウトの作成に時間がかかったけど、出来上がってしまえばサクサクいける。

じゃあ、トレードの失敗話を書こうぜ。

タイトルにもあるように、お前は一つの手法に頼り過ぎて、最後は失敗したんだったな。

ああ、俺が最後にやっていたのは、マーケットニュートラル戦略。
いわゆる、ロング・ショートだ。

っていうか、マーケットニュートラルっていう言葉を久々に書いて、胸キュンしちゃったよ…

やはり、まだ未練があるんだな。

男って、そういうもんだろ?

お前は特別、未練がましいしな。

今、昔使ってたシステムを、もしずっと運用してたらどうなったか?

バックテストしてみようと思ったけど、検証ファイルごとパソコンからなくなっていた…

強制的にトレードできないように、株関連のものはすべて破棄したんだったな。

いや、さすがにすべては捨てていない。

大事なものは、USBのなかに入れてある。
だけど、わざわざ見ようとも思わないかな。今のところは。

また、横道にそれはじめた…

それで、具体的にはどんな失敗だったんだ。

書いたとおり、一つの戦略に頼り過ぎたからだよ。

それでずっと稼げる、っていう錯覚が起こった瞬間、戦略は崩壊し始めたな(笑)

上手くできてるよな

本当に上手くできてる。

心理学で説明したいけど、個人差もあるし難しいだろうな。

でも、傾向はわかるんじゃないか?

行動経済学のように、バイアスによって生じる人間の行動パターンが掴めれば…

ノーベル賞取れちゃうね!

そうだな、歴史に名を残すチャンスかもしれないぞ。

憧れるな、そういうのに…

金と地位、名声が欲しいよ。

なんで急にシステム(戦略)が、機能しなくなったんだ?

あとからなら、いくらでも理由は説明できる。

ただ、そのときにはすべて推測でしかない。

結局、どのくらい喰らったんだ?

入れてた資金に対して、▼3%くらいだったかな。

金額にしたら、50万円くらいだよ。

人によってはノイズだな。

でも、僕には一大事だった。

大きな利益を狙わず、コツコツ安全に年10%取りましょう、という戦略で数ヶ月にわたるドローダウン(▼3%)は致命的に感じた。

ドローダウン中はどんな気分だった?

最悪だった。

システムを起動したくなかったけど、最初に▼5%までは運用を止めない、というルールを設定していたので休めなかった。

▼5%という数値はどこから?

僕が、耐えられそうかな?と思った数値だ。

でも、実際には耐えきれなかった。

アベノミクス効果で、株価は上昇してただろ。

そのときに負けてるのは、色々いわれたんじゃないか?

かなりの人に言われた。

なんで勝てないのかって?
買えば儲かる相場なのにって。

確かにその通りだったな。

うん、だけど僕は頑なに拒んだよ。

むしろ、冷ややかな目で見てた。
この先、梯子を外されて苦しい思いをするんだろうなって。

でも、そうでもなかったっぽいな。

うん、実際には予想した以上に相場は強かった。

そして、参加者のレベルもあがっていた。

参加者のレベルの話は至る所で聞くけど、実際のとこはどうなんだろうね?

大きな視点で見れば、ただ単に歴史が繰り返してるだけのように見えるが、時代はかなり変わっていると思う。

その時代の変化に対応できなかったと?

そうだね、だから僕は市場から淘汰された。

もし今、優位性のある戦略を見つけられたら、相場に戻るかもしれない。
ただし、それには並々ならぬ努力が必要なことがわかっている。

その努力をするつもりは?

だったら、他のことに労力を費やそうと思っている。

トレードは好きですか…?

あんまり好きじゃないっす…
今度は嘘じゃありません。

いい思い出よりも、辛かった思い出の方が多すぎる。

じゃあ、なんでこんな記事を書くんだ?

トレードという行為自体は好きじゃない。

当たり前だ。
株を売ったり買ったりする行為が、面白いわけがない(笑)

でも、惹かれるものがあるんだろう?

そうだね。
言葉に表すのは難しいけど…

このまま本当に止めてしまうのは、悔しい(惜しい?)という気持ちがあることは確かだ。

長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

エクセルで正規乱数を作って、ランダムなチャートを描いてみる

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はいはい、わかりましたよ!!
こういう記事を書けばいいんでしょ!? >なんでキレ気味?

久々に真面目に株の記事書いてみます。
っていっても、簡単なExcelの使い方だけですけど。

エクセルで正規乱数を作るには、NORMINV関数を使う

NORMINV関数
平均と標準偏差に対する正規分布の累積分布関数の逆関数を返す

書式:NORINV(確率,平均,標準偏差)



あー、難しいとこは飛ばしちゃってけっこうです。
ぶっちゃけ僕も、よくわかってねーし。 >なんで上から目線?

ゴメンなさい。
無駄話はできるだけ省いて、やり方だけ書くようにしますね・・・

正規乱数の作り方ですが、平均がμ(ミュー)、標準偏差がσ(シグマ)の正規分布に従う乱数を発生させるには。

あっ、下線部の意味が分からない人は、ルイちゃんに聞いて出直してきてください。 >本当にゴメンなさい・・・

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何度も紹介してるけど、統計学を勉強したい方にはおススメの書籍です。

正規乱数を作る数式

お待たせしました。

たとえば平均が10、標準偏差が100の正規分布に従う乱数を発生させる式は

=NORMINV(RAND(),10,100)

こうなります。

キャプチャ

やっぱり、画像って偉大ですね。
百聞は一見にしかず、文章で説明するより遥かにわかりやすい。

でも、作るのが面倒くさい(笑

20日分のデータの作成

Excelをある程度使える人は、ここまでの説明で十分だと思いますが。
ある程度使える人は、僕のブログなんて参考にしないと思いますが・・・

続けます。

キャプチャ

とりあえず、20日分のチャートを描きましょう。

セルE3をドラッグして下に引っ張ってください。
次にセルF3に=SUM(F2,E3)と数式を入れ(=F2+E3でも可)、同じようにドラッグして下に引っ張ってください。

そしたら、↑の図のようになったでしょ?
ならなかったら僕の書き方が下手なだけです。生まれてすみません。

ランダムなチャートの作成

列Eの数字を「日々の騰落幅」、列Fをその累計とします。

↑の図の場合は、初日に33円、二日目に129円上がったということになります。
んで、その累積をグラフにしてみると。

と、思ったら数値変わっちゃった・・・
F9ボタンなどを押して更新すると、セルの中身の乱数が新しく変わります。

ってことで、酷いチャートの例を。

キャプチャ
※クリックすると画像は拡大します

平均が10ですから、20日間で200円の上昇が期待できるはずなのに、結果はマイナス1000円。

平均がプラスだから、上昇グラフになる確率の方が高いのですが、変動係数(標準偏差/平均)が大きいので、運が悪いとこんなもんです。

ちなみに僕は、システム(戦略)を評価する際に変動係数の大きさを重視してました。
やっぱり波の荒い戦略って、なかなか使いこなせないですからね。

疲れたので、この記事はここまで!
もし、好反響のコメントをいただけたら、また続きを書きますね。

努力は報われるとは限らない。生まれながらの不平等

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「努力が必ず報われるとは限らない」
というと、反感を覚える人がいると思います。

人は、能力の差。生まれながらの不平等を好まないからです。

生まれつきの能力差を認めない

もし、私が今から血反吐を吐くような努力をしたとして、イチローのようなプロ野球選手になれるでしょうか?

答えはNoです。
一生かかったってなれっこありません。

しかし、このように言うと、やはり反感を覚える人もいるようです。

絶対的に補えない能力差というものは、確かに存在します。
ところが、それを認めない人が数多くいます。

「君が上手くいかないのは、努力が足りないからだ!」と、いうように。

努力のせいにした方がラク

この考えは、ある意味では美しいと思います。

生まれつきの能力差は、不平等という感情を生み出し、ある人にとっては罪悪感を生み出すからです。

裕福な家庭に育った人は、貧しい家庭に育った人のことを思って、罪悪感にかられることがあるかもしれません。

そういう罪悪感を消すのに、努力が必ず報われるという理論は、とても役に立ちます。

「私が今、裕福な暮らしをしているのは、それ相当の努力をしてきたからだ」
と思えば、穏やかな気持ちで贅沢なランチをすることができるでしょう。

能力の伸びには個人差がある

別にここでは、精神論を語ろうとしているわけではありません。

私も自分で言うのはなんですが、努力家だと思っていますし、努力できる人を尊敬します。
努力大好き人間です。

ただ、ここで言いたいのは「努力は万能ではない」ということです。

努力をすれば能力を伸ばすことはできるでしょうが、人によって差が生まれ、限界もあります。

同じだけ努力をしても、同じだけ能力が伸びるわけではないのです。

無駄な努力を省くことで、ストレスも軽減される

何をもって「無駄」とするかは難しいですが、明らかに成功する見込みがないことには、あまり労力は費やさない方がいいと思います。

よほど好きなら別ですが、労力も時間も有限なのですから。

あまりにも成果が得られないことばかりをしていると、脳がストレスを受け、次第にやる気を失ってしまいます。

そうならないためには、「自分ができること」と「自分がしたいこと」の区別をしっかりつけるようにしましょう。

そうすることで、脳が必要なぶんだけのやる気を供給してくれて、適切な努力ができるようになります。

二つの封筒問題から学ぶ独立事象と従属事象

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二つの封筒、それぞれにお金が入っています。
外見からはわかりませんが、二つの封筒のうち一つには、二倍の金額が入っていることがわかっています。

あなたが一方の封筒を開けると、中には1万円が入っていました。
そのまま受け取ってもいいし、もう片方の封筒と交換することもできます。

さて、どうするべきでしょうか?
数学的な観点から考えてみてください。

期待値の錯覚

封筒の中身が1万円なのだから、もう片方の封筒は5千円か2万円のはずです。

損が5千円なのに対して得は1万円。
期待値を考えると、交換した方がよさそうに感じます。

(5千円+2万円)÷2=12500円

交換した場合の期待値は1.25倍。
よって、交換した方が確率的には正しい。

というのは、多くの人が陥る確率の錯覚です。

二つの封筒のパラドックス

この問題は「二つの封筒問題」と呼ばれています。

確率の錯覚を起こしやすい問題として、モンティ・ホール問題囚人のジレンマとともに、ゲーム理論ではとても有名です。

二つの封筒問題は、数学者の間でも数々の議論が行われてきました。

この問題のポイントは、従属事象にもかかわらず独立事象のように扱ってしまうことで、確率の錯覚を起こすことです。

独立事象と従属事象

独立事象とは、二つの事象が干渉しないことをいいます。

たとえば、2つのサイコロAとBを投げた場合。
サイコロBが1の目を出す確率は、サイコロAの目に影響されず6分の1です。

もちろん前回の目にも影響されません。
サイコロが1の目を出す確率は常に6分の1。これが独立事象です。


対して従属事象は、二つの事象同士が干渉することをいいます。

たとえば、100枚中2枚が当たりのクジを引く場合。
※引いたクジはもとに戻さない

2回目以降のクジは、それ以前のクジの結果に影響されます。

1回目のクジが当たりならば、2回目のクジは99分の1で当たり。1回目のクジがハズレならば、2回目のクジは99分の2で当たり。

このように2回目で当たりを引く確率(事象A)が、1回目で当たりを引くかどうか(事象B)に影響されることを、従属事象といいます。


二つの封筒問題の解説

この問題は解釈の仕方によって解答も異なるようなので、私が一番わかりやすいと思った方法で解説しますね。

まず、封筒の中身をそれぞれx、2xとします。

A)最初に選んだ封筒がxならば、もう片方の封筒は2x
B)最初に選んだ封筒が2xならば、もう片方の封筒はx

封筒を交換した場合、A)はx円の得をして、B)はx円の損をします。

e=(2x-x)/2+(x-2x)/2=x/2-x/2=0

封筒を交換しても、金額は差し引きゼロ。
つまり、期待値は変わりません。

この問題は先ほど述べたとおり、従属事象です。

くじ引きの例を思い出してほしいのですが、最初に選んだ封筒がXならば、交換した場合は確実にx得をします。
最初に選んだ封筒が2xならば、確実にx損します。それだけの話です。

交換した方がいいかどうかは、最初に封筒を選んだ時点で決まっているのにもかかわらず、自分の封筒の中身をxとして、もう片方の中身を(x/2、2x)と考えてしまうのが誤りなのです。

ドーパミンやノルアドレナリンが減少すると、やる気も失われてしまう

プリント

何か物事を行うときには、精神的なエネルギー(やる気)が必要です。

ところが、ドーパミンやノルアドレナリンという神経化学物質が減少してしまうと、やる気も起きないのです。

ドーパミンとは

脳における神経伝達物質のなかでは、最も知られています。
ご存じの通り、ドーパミンが分泌されると、脳が覚醒して快楽を生じたりします。

人間の精神にとってはとても重要な物質で、動物にはドーパミンは少ないといわれています。

ノルアドレナリンとは

ドーパミンから合成され、ドーパミンと非常によく似た働きをします。

強い覚醒作用があり、気分を高揚させます。
また、交感神経を活発にさせるので、血圧が上昇します。

ホラー映画なんかを観ると、ノルアドレナリンが分泌されるといいます。

神経化学物質とやる気の関係

やる気を起こせば起こすほど、神経化学物質の動きは鈍くなります。

体内で合成されるので、眠ったりすることによって回復しますが、使えば使うほど減っていく、いわば消耗品のようなものです。

つまり、やる気には限界があるのです。
精神的エネルギーを使いすぎると、脳が疲れて、やる気を供給してくれないという状態が起こります。

このように、やる気が枯渇してしまった状態では、作業がはかどるはずもありません。
ですから、上手くやる気をコントロールする必要があります。

シュロモ・プレツニツの実験

「痛みの耐久力に及ぼす希望の効果」として、1999年に以下のような実験が行われました。

一方のグループには何も告げず、「できるだけ我慢してください」と言い、氷水に手をつけさせる。

もう一方のグループには、「これから4分間、氷水に手をつけていてもらいます」と言い、同じように実験をさせた。

二つのグループは、体力も年齢もほとんど変わらない。


このような実験を行った結果、事前に何も知らされていないグループは、ほとんどの人が4分間耐えられなかったのに対して、制限時間を知らされたグループでは、6割の人が氷水に手をつけていることができたのです。

ゴールを設定する

上記の実験からもわかるように、ゴールがわからないと、目標を達成できる確率も低くなります。

逆にゴールがわかれば、脳はそれだけのやる気を供給してくれるのです。

このことから、何か目標を達成するときは、事前にどのくらいのやる気が必要かを、脳に教えてあげるといいでしょう。

また、目標を達成したときにどんなメリットがあるのかも、明確にしておく必要があります。

私たちの脳はとても節約家、悪くいえばケチです。
無駄なことは極力避けたいのです。

ですから、脳と協力して信頼関係を築くことで、よりやる気を発揮することができるといえるでしょう。