アノマリーやバイアスをどう活用すればいいのか?【システムトレード】

曜日・時間帯ごとのリターンの分布

いくつかの通貨ペアで、曜日や時間帯ごとのリターンの分布を見てみると、色々なバイアスが見つかりますね。

もちろん、収益に繋げられるほど顕著なものは見つけられてないけど、少ししか検証してないのに傾向くらいは掴めるものです。

FXトレーダーには当たり前かもしれないけど、たとえばドルストレートだったら、アジア時間はボラティリティが低く、ヨーロッパやニューヨーク時間の方がボラティリティは高いとか。

えっ?そんな当たり前のこと書くなって?
いやいや、まずはその当たり前のことを調べてるレベルですから…

で、なんでアジア時間よりもニューヨーク時間の方がボラティリティ-が高いかを考えることが大事だと思います。

考えて脳みそに汗を書くことが大事。
最近、脳みそを使ってないからどんどん退化していってるんだよなあ…

そして、自分なりにファンダ的な裏付けが説明できるのならば、そのアノマリーやバイアスをどうやって収益に繋げるかの段階に進みます。

ここで大事なのが、自分なりに解を持つこと。
そうじゃなくて、理由はわからないけど過去はこうなっていたから、っていう理由だけで実弾を張ると、ドローダウンを喰らったときに確実に心が折れます。

システムを信じることができなくなって、すぐに運用を停止することになるでしょう。

そして、仮にバイアスが見つかったとしても、それはいずれ消滅するはずです。

ある時間に売りバイアスが見つかったとしましょう。
ファンダ的な裏付けもありました、どうやらその時間帯に決まってある機関が売りを入れるようです。

賢い人は、機関が売りを入れる前にショートポジションを持つでしょう。
そして、それは広まっていき、やがてバイアスは消滅するでしょう。機関が売りをやめてなくても。

ってことで、時間帯別のバイアスを使ったトレードは信用できなそうかな?っていう印象を受けました。

今日のトレード結果

まだ見ていません。
現在、夜の八時半。

だって、見たくないんだもん!!
そりゃ、プラスが確定してるなら見たいけど、マイナスの収支なんて超見たくない。

金曜日の収支で、週末の気分はだいぶ変わりますからね。
日々の収支に一喜一憂してしまうのは、何年やっても変われませんねえ…

―追記―

10時半に見ました、負けてました。
嫌な予感はよく当たる…

日銀砲で何かが変わってしまったのは仕方ないとして、やっぱり課題をやらないとダメかな…

今日の収支 ▼22510円

20141114

FXのシステムトレードの戦略のアイデア探し

FXのシステムトレードの構築

当然、FXの初心者の僕が電撃的なアイデアなんて浮かぶはずはないので、FXトレーダーの方のブログを読み漁ってます。

肝心な部分は伏せられていても、何かしらのヒントは落ちてますからね。
そこらからリバースエンジニアをかけて、手法を探ることも不可能ではないと思う。

ちょっと見た感じ、株よりもお口が緩い人が多そう?

株の場合、特に小型株なんて手が一人でもかぶったら、それだけで優位性がなくなっちゃう場合がありますからね。
発言には慎重にならざる得ません。

でもFXの場合は、多少は手法が流出しても平気なんですかね?
1ピップスって、どのくらいの資金で動かせるんだろう。

もちろん通貨によるだろうけど、ドル円とかのメジャー通貨でも、個人投資家レベルの売買が影響を及ぼすものなのかな?
そこらへんも調べてみないとですね。

ここ数日で、いくつかのトレードアイデアは拾ってきたので、それを片っ端から検証してみよう!
時系列データは比較的簡単に手に入るので、そんなに時間はかからないかな?

それよりも、トレード環境を構築するのが大変そう…
MT4を使うことになるんだろうけど、ほとんど使ったことないしなあ。

あとは、お名前ドットコムの仮想デスクトップを使えば、外出先でも安心してトレードできそうだけど。

これらのツールを使いこなせるようになるには、それなりに時間はかかりそうです。

まあ、まずはバックテストでいい結果が出てからですな。

今日のトレード結果

辛勝。
今は負けなければ御の字です。

ただ、二年前の宿題が残ったままなんだよなあ。
たぶん、今の資金サイズなら、あるフィルタをかければ収支が上がりそうです。

そうなる理屈もある程度は説明できるし、バックテストすりゃいいだけの話なんだけど。
どうにもそれをする気がしないんですよね…

今のシステムは、基本的にもう弄りたくないんですよ。
一度弄りだすと、キリがないですからね。

だったら、その分の時間をFXの検証や他のことに回した方がいいだろうと。

でも、先ほど書いたあるフィルタの検証は、たぶん一日もあれば終わるよ?
だけど、検証する気がしないんだよなあ…

だって検証して、明らかにフィルタをかけた方がいいって数値が出たら、そうせざる得ないし、色々と考えなきゃいけないことが出てくる。

要するに、面倒くさいってことですw

フィルタをかけて劇的に収支が上がるなら別だけど、まあお呪いみたいなもんでしょ?
だったら、バックテストしてみりゃ(ry

今日の収支 10250円

じゃんけんグリコの最適戦略【ナッシュ均衡】

じゃんけんグリコ

d18d36a33af42d59d2dc82d7221614ee_s

じゃんけんグリコという遊びがありますよね。
地域によってルールに多少の差はあれど、幼い頃に一度は遊んだことがあるんじゃないでしょうか。

ルールを簡単におさらいすると。

長い階段などでじゃんけんをして、勝った人が階段を上がれます。
そのとき、上がれる段の数はじゃんけんで出した手によって変わります。

・グーで勝った場合:「グリコ」と言いながら3段上がる
・チョキで勝った場合:「チヨコレイト」と言いながら6段上がる
・パーで勝った場合:「パイナツプル」と言いながら6段上がる

出した手によって上がれる段が違う。
ここがこのゲームのポイントですね。

グーを出した場合、自分が勝ったときは3段しか上がれないのに、負けたときは相手が6段上がってしまいます。

ということで、グーを出すのは分が悪そうです。
ここまでは、小学生でもわかります。

では、チョキとパーではどうでしょう。
両方とも勝ったときは6段上がれますが、チョキで負けた場合は相手は3段しか上がれません。

つまり、じゃんけんグリコではチョキが最強の手となります。

ナッシュ均衡

>じゃあ、ずっとチョキ出してりゃいいんじゃねえの?
もちろん、相手も同じようなことを考えます。

>じゃあ、裏をかいてグーを出せば勝てるね!
もちろん、相手も同じようなことを考えます。

>じゃあ、裏の裏でパーを出せば(ry

堂々巡りになるだけです。
では、じゃんけんグリコにおける最適な戦略とはどんなものでしょうか?

先に答えを書くと。
グー2:チョキ2:パー1

この比率で出せば、相手がどんな戦略を取ってこようとも互角の勝負になります。
つまり、ただの運任せの勝負(期待値0)になるのです。

では、上記の比率はどのように計算したのでしょうか。
グーを出す割合をG、チョキをC、パーをPとして期待値を以下にあらわしてみます。

・相手がグーを出したときの期待値:-3C+6P
・相手がチョキを出した時の期待値:3G-6P
・相手がパーを出したときの期待値:-6G+6C

すべての式で期待値が0になる解は、G=2、C=2、P=1です。

先ほども書いたように、この比率でじゃんけんをすれば、相手がどんな戦略を取ってきても勝負は互角になります。
グーを出す比率が高いように見えますが、これは最強のチョキを封じるためです。

このようにお互いが最適な戦略を取ろうとするがゆえに、お互いが得をしない、身動きができない状態を行動経済学(ゲーム理論)でナッシュ均衡といいます。

ナッシュ均衡はアメリカの数学者ジョン・ナッシュ(ノーベル賞受賞)が提唱した理論で、2001年に映画化されアカデミー賞を受賞しています。


ビューティフル・マインド 【DVD】

主演はラッセル・クロウ。
超かっこいいですw

ナッシュ均衡の代表的な例では「囚人のジレンマ」「男女の争い」があげられます。

考察

では結局のところ、じゃんけんグリコを有利に進めていくにはどうすればいいのでしょうか。

まず、相手が何も考えずにランダムに出してくる場合。
たとえば5歳児とかが相手で、グー、チョキ、パーを同じ比率で出してくるとします。

チョキを出し続ければ、まあ勝てるでしょう。
ただし、父親としては失格だと思いますw

では、ある程度の知恵を持った相手の場合。
このときに、先ほどのじゃんけんグリコの黄金比が役に立ちます。

まずは、黄金比に従って様子を見ます。

もし、相手もナッシュ均衡に従っているのなら、お手上げです。
勝負はときの運、運否天賦に身をゆだねるしかありません。

しかし、何かしらの偏りが見られた場合は、それに合わせて出す手の比率を変えていけばよいのです。

>具体的にはどうやって?
知りません!!

それを上手にできる人が、ポーカーや相場で勝てるんでしょうね。
私、心理戦が大の苦手です…

今日のトレード結果

一銘柄、地雷を踏んでしまった…

こういう負け方は仕方ないと割り切るべきなんだろうけど、調子が崩れている今はなかなかそうは思えません。

心の安定を保つためにも、早く他の収入源を確保したいなあ。

今日の収支 ▼20300円

20141112

株(為替)は長く保有すればするほどリスクが増える?【ボラティリティと期間】

096469

当たり前のことを長ったらしく書いたタイトルですが、スイングトレードや長期投資はデイトレードに比べて、実際どのくらいリスクが高いのでしょうか?

【答え】
保有した期間の平方根倍リスクが増える。
つまり9日間保有すると、一日だけ保有するのに比べて3倍リスクが高まる。

えっ、まじ?
今日はそれを検証してみたいと思います。

あっ、最初に言っておきますが「デイトレードは危険だから、優良銘柄を長期投資した方が健全で安全だよ」というようなお話ではありませんのであしからず。

仮にソニーを買った場合。
一日だけ保有するのと10年間保有するのでは、10年間保有した方がリスク≒損失が大きくなる可能性は高いでしょ、ということです。

ソニーの明日の株価は、せいぜいプラスマイナス数%といったところでしょう。
でも、10年後の株価は予想もつきませんよね。
数倍になってるかもしれないし、数十分の一になってるかもしれない…

リスク(ボラティリティ)は期間の平方根に比例する

冒頭で述べたように、金融の教科書なんかにはリスク(ボラティリティ)は期間の平方根に比例すると書かれています。
これがどういうことかをできるだけ噛み砕いて説明したいと思います。

まずリスクとは何か?
ここでは、損失の可能性をリスクと呼ぶようにします。

ちなみに金融の世界では、確率・統計で予測できるものをリスク。
何が起こるのかすら予想できないものを不確実性と呼び分けていたりします。

厳密にはマーケットで起こるほとんどの出来事は不確実性なものだと思いますが、ここでは数学的観点からリスクを求めてみます。

 icon-check-square-o ボラティリティとは?

では次に、ボラティリティとは?
よくボラティリティが高いと危険だと言われます。

ここでは価格の変化率の標準偏差をボラティリティとします。
以下に簡単に説明します。

201410312

B列がドル円の日足データ(終値)です。
C列が変化率=当日終値÷前日終値-1です。

そしてD列が日次変化率(20日間)の標準偏差です。
ここではSTDVEP関数を使って求めました。

これがどういうことかというと、ドル円の一日の変化率は約70%(正確には68%)の確率で、±1σ(±0.35%)の範囲に収まるでしょう。
つまり、ドルの下落率が▼0.35%を超えるのは、およそ15%くらいだということです。

±2σ(±0.70%)の範囲には、95%の確率で収まります。
±3σの範囲には99.7%の確率で収まるので、▼3σを超えるような暴落は稀といえるでしょう。

そして、ボラティリティが高ければ高いほど、変動率も大きくなるので、当然リスクも高くなります。

では、どのくらい高くなるの?
しつこいようですが、ボラティリティは期間の平方根に比例します。

2日保有したら1.41421356倍。
4日保有したら2倍、9日保有したら3倍。

一年保有したら、250の平方根(√250)倍リスクが増えます。
※一年の営業日を250日とする

その証拠がこちらです。

20141031

先ほどのドル円の日足データ(4年分、1056営業日)を使った求めたものです。

一日の変化率の標準偏差は0.56%
9日の変化率の標準偏差は1.65%

2.96≒3倍と見事に理論値通りになりました。

以上、数学上のお話です。
実際のマーケットがこうならないことは読者の方は百も承知だと思いますが、リスクの許容範囲などを決める際には覚えておいて損はないと思います。

勘に頼った数字よりは、数学的な根拠があった方が心の拠り所にはなります。

だからといって、今日の負けが納得いくわけではありません。

後場に何があったんだよ <黒田バズーカ―
マーケットでは、3σを超えるような出来事なんて普通だよ…

Excelでの対数グラフの描き方【日経平均】

すごく大雑把に解説しますw

時系列データはHYPER SBIから取りました。
信用口座持っていれば、ツール代は無料なはずです。

SBI時系列データ

期間を設定して、検索 ⇒ CSV出力
指定した保存先にTimeChartっていうCSV形式ファイルが保存されます。

名前は好きなように変更してください。
ファイルを開くとこんな感じです。

SBI時系列データ 日経平均

日付、始値、高値、安値、終値、あとは移動平均線と出来高…
えっ?出来高?

日経平均の出来高って何ですか?
たぶん、売買代金のことを言ってるんでしょうね。

対数目盛1

どうせ日付と終値しか使わないので、他は削除してキレイにします。

あと日付が8桁の文字列になっているので、これをシリアル値⇒日付に変換します。

対数目盛2

8桁の文字列を日付に変換する方法は、色々あると思いますが、僕の知ってるやり方を紹介します。

=TEXT(文字列,(“0000!/00!/00”))*1
シリアル値を出したら、セルの書式設定 ⇒ 日付

あっ、何で×1をしているかというと、そうしないと文字列になっちゃうからです。
うん、やっぱりすごく雑な解説w

対数目盛3

変換した日付をA列に張り付けて、データを昇順に並び替えましょう。
選択範囲は拡張して、終値も一緒に並び替えますよ。

対数目盛4

んで、データをキレイに並び替えたら、セルA1とB1を選択した状態で Crtl + Shift + ↓

対数目盛5

データが入っている最後の行まで選択します。
エクセルのショートカットキーは覚えておくと飛躍的に作業速度が上がります。
だから、俺もちゃんと覚えようね!!

対数目盛6

そしたら、リボンのとこから挿入 ⇒ 折れ線 ⇒ 2―D折れ線を選択

対数目盛7

これで日経平均の価格推移が描けました。
こう見ると、リーマンショックがたいしたことなく見えちゃう…

対数目盛8

タイトルとかラベルとか、いらないものは削除してキレイにしましょう。
そこの場所にマウスカーソルを合わせて右クリックです。

対数目盛9

スッキリしました。
さて、本題でこれを対数グラフにします。

対数目盛10

左の縦軸の数値、15000とか20000にマウスカーソルを合わせて右クリック ⇒ 軸の書式設定

対数目盛11

すると、軸のオプションが開かれるので。
対数目盛を表示するにチェックを入れます。

対数目盛12

はい、できあがり!
なんですが、コメントで頂いた質問のように範囲を狭くしてみましょう。

対数目盛13

先ほどと同じように、左縦軸の数字のところで右クリック、軸のオプションを開いたら、最小値と最大値の値を変えます。

自動にチェックがついてますが、固定にチェックをつけて、最小値を5000、最大値を50000にしてみます。

対数目盛14

すると、こんな感じになります。
初めに描いた日経平均の終値の価格推移と、ほとんど同じ形状ですね。

以上、超大雑把な解説終わりですw

はぁ、ニジマス釣りたい…
今日は(も)ナイター行ったんだけど、釣果は1匹だけ。

管理釣り場なんだから入れ食いじゃなきゃ面白くないよ!!