連言錯誤を起こしやすい「リンダ問題」とは

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友人の旦那さんは、女癖が悪く遊び人で有名。
次のうち、起こる可能性が高いのはどちらでしょう?

A)夫婦喧嘩による離婚
B)浮気が原因で夫婦喧嘩による離婚

連言錯誤とは

個人的に大好きな「リンダ問題」のアレンジです。

思わずBと答えてしまった方。
この問題は、確率的誤りのなかでは、もっとも多いようなので安心してください。僕も最初は間違いました(笑

女癖が悪く遊び人で有名、という記述から、ついBのイメージにぴったりと当てはめてしまいますが、よくよく見るとBはAの部分集合です。

浮気が原因で起こった夫婦喧嘩も、夫婦喧嘩の一部ですよね?
ですからP(A)≧P(B)になります。

にもかかわらず、Bの事象の方が起こる確率が高く感じてしまう誤りを、連言錯誤といいます。

また、このような思考の癖を、行動経済学で「代表制ヒューリスティック」といいます。

リンダ問題のメカニズム

リンダ問題は、詳しく出来事が記述されているほど、間違いを起こしやすいといわれています。

たとえば、旦那さんに関する情報が「会社員」としか書かれていなかったら、Bと答える人は少なくなるでしょう。

会社員という情報から、浮気というイメージは湧かないからです。

この手の問題は一度知ってしまえば、間違うことも少なくなりますが、問題の形式がガラリと変わったときは、また引っかかってしまう可能性もあるので注意が必要です。

それほど私たちは、確率を計算するのが苦手といえます。

おさらい

次の出来事を、起こる可能性が高い順に並べよ。

A)夫婦喧嘩
B)夫婦喧嘩による離婚
C)浮気が原因で夫婦喧嘩による離婚

もう大丈夫ですよね?

合理的な判断をするためには、日ごろから意識して、確率に慣れておく必要もあります。

勘や当てずっぽうだけで、生きてるような人もたまーに見ますが・・・
それだと、ずる賢い奴にカモにされる一方です。

ぜひ、確率・統計に関する正しい思考を身につけて、日常生活や仕事の場で役立ててください。

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