ドーパミンやノルアドレナリンが減少すると、やる気も失われてしまう

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何か物事を行うときには、精神的なエネルギー(やる気)が必要です。

ところが、ドーパミンやノルアドレナリンという神経化学物質が減少してしまうと、やる気も起きないのです。

ドーパミンとは

脳における神経伝達物質のなかでは、最も知られています。
ご存じの通り、ドーパミンが分泌されると、脳が覚醒して快楽を生じたりします。

人間の精神にとってはとても重要な物質で、動物にはドーパミンは少ないといわれています。

ノルアドレナリンとは

ドーパミンから合成され、ドーパミンと非常によく似た働きをします。

強い覚醒作用があり、気分を高揚させます。
また、交感神経を活発にさせるので、血圧が上昇します。

ホラー映画なんかを観ると、ノルアドレナリンが分泌されるといいます。

神経化学物質とやる気の関係

やる気を起こせば起こすほど、神経化学物質の動きは鈍くなります。

体内で合成されるので、眠ったりすることによって回復しますが、使えば使うほど減っていく、いわば消耗品のようなものです。

つまり、やる気には限界があるのです。
精神的エネルギーを使いすぎると、脳が疲れて、やる気を供給してくれないという状態が起こります。

このように、やる気が枯渇してしまった状態では、作業がはかどるはずもありません。
ですから、上手くやる気をコントロールする必要があります。

シュロモ・プレツニツの実験

「痛みの耐久力に及ぼす希望の効果」として、1999年に以下のような実験が行われました。

一方のグループには何も告げず、「できるだけ我慢してください」と言い、氷水に手をつけさせる。

もう一方のグループには、「これから4分間、氷水に手をつけていてもらいます」と言い、同じように実験をさせた。

二つのグループは、体力も年齢もほとんど変わらない。


このような実験を行った結果、事前に何も知らされていないグループは、ほとんどの人が4分間耐えられなかったのに対して、制限時間を知らされたグループでは、6割の人が氷水に手をつけていることができたのです。

ゴールを設定する

上記の実験からもわかるように、ゴールがわからないと、目標を達成できる確率も低くなります。

逆にゴールがわかれば、脳はそれだけのやる気を供給してくれるのです。

このことから、何か目標を達成するときは、事前にどのくらいのやる気が必要かを、脳に教えてあげるといいでしょう。

また、目標を達成したときにどんなメリットがあるのかも、明確にしておく必要があります。

私たちの脳はとても節約家、悪くいえばケチです。
無駄なことは極力避けたいのです。

ですから、脳と協力して信頼関係を築くことで、よりやる気を発揮することができるといえるでしょう。

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