時と場合、枠組みによってお金の価値は変わる

時と場合、枠組みによってお金の価値は変わる005126

今日は大好きなミュージシャンのコンサートがある。

うきうきした気分で会場に近づき、カバンの中をみると、三万円もしたチケットをなくしていた!

はぁ、ショック・・・
あなたはチケットを買いなおしますか?

状況設定の違いで答えも変わる

私だったら唇を噛みしめて、血をダラダラ流しながらチケットを買いなおしますけどね。
だって、せっかく来たんだから、無駄足で帰るのは嫌だもん。

ただ、ほとんどの人はこのようなケースでは、買いなおさないと答えるようです。

しかし、状況設定が変われば答えも一変します。

今日は大好きなミュージシャンのコンサートがある。
まだチケットは買ってない。

うきうきした気分で会場に近づくと、ポケットに入れておいた三万円を落としたことに気づいた!

あなたはチケットを買いますか?

この場合では、ほとんどの人がチケットを買うと答えます。

同じ三万円の損失なのにどうして?

理屈の上では、どちらも三万円の損失です。
その後の選択も、チケットを買うか買わないか、と同じです。

にもかかわらず、正反対の答えが出るのはどうしてでしょうか?

このとき、私たちの頭のなかでは、次のような計算が行われているのです。

フレーム(枠組み)による思考の違い

三万円のチケットと現金三万円をなくした場合、私たちは別物として考えます。
同じ三万円の損失ではないのです。

三万円のチケットは「娯楽費」として分類しているので、娯楽のためにさらに三万円も出費できないと考えるわけです。

一方で、現金を三万円落としたことは、悔しいでしょうが、直接的にコンサートのチケット代とは関係ありません。
なので、出費はかさみますが、名目上は買いやすいのです。

矛盾しているようですが、状況によって私たちは、お金に違う価値を与えているのです。

絶対的な金額ではなく、相対的な価値で判断する

数十円安い野菜を買うために、私たちはわざわざ遠くのスーパーまで足を運びます。

でも、もっと高価な買い物をするとき。
たとえば、パソコンを買い替えるときは、数十円という値段は気にしませんよね。

これが家を買うとなったら、もはや数万円はノイズでしょう。

このように私たちは、お金に相対的な価値を与えるのです。

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